家具やインテリアは、何気なく過ごしている日々の生活にとても大きな影響を与えています。そのため、自分に合ったインテリアを選ぶことで、心地よい空間が生まれ、日常生活がもっと快適に、そして毎日の幸福度を高めることができます。
本記事では、異なるインテリアスタイルの特徴と、それぞれがもたらす環境心理効果について解説しておりますので、家具を選ぶ際には、ぜひ参考にしてみてください。
check☛ インテリアスタイルとは?
インテリアスタイルとは、簡単に言うと「お部屋のテーマ」になります。例えば、新生活を迎えるあたって、どんなお部屋にしようかとイメージを膨らませるかと思いますが、その際にモデルとなるのがこの「インテリアスタイル」になります。
check☛ 環境心理効果とは?
環境心理効果とは、周囲の環境によって受ける心理的な影響を指します。例えば、自然環境にいると心が落ち着き、リラックスできる効果があります。逆に、騒音や混雑などの不快な環境においてはストレスを感じることがあります。環境心理効果の研究は、快適な環境を設計し、人々の幸福感や生活の質を向上させることを目的としています。
注目記事人気の定番スタイルを知ろう
目次
|人気の定番スタイル
・定番人気①:ナチュラルスタイル
・定番人気②:モダンスタイル
・定番人気③:北欧スタイル
・定番人気④:ボタニカルスタイル
・定番人気⑤:ブルックリンスタイル
定番人気① ナチュラルスタイル

ナチュラルスタイルは、自然素材を多く取り入れたインテリアが特徴です。木目調のアイテムを多用するほか、植物などの天然素材を活用し、人間が本能的に「温もり」や「落ち着き」を感じる空間を演出します。
このスタイルは自然のリラックス効果を享受し、ストレスの軽減や心の安定につながります。自然光を多く取り入れることもポイントです。
定番人気② モダンスタイル

モダンスタイルは、シンプルで洗練されたデザインが特徴的なスタイルです。スタイリッシュなアイテムの組み合わせによって、現代的で都会的な雰囲気を演出し、無駄を省いたミニマルなデザインや直線的な形状、モノトーンや中立色の色調が、お部屋の快適さとエレガンスさを演出します。
スタイリッシュで清潔感のあるモダンインテリアにおいては、余計なモノを排除することで、作業の集中力や生産性の向上が期待できます。
定番人気③:北欧スタイル

北欧スタイルは、北欧の温かみのあるインテリアをモチーフとしており、曲線的な家具やファブリック素材のアイテムを用いて、全体的に柔らかい印象を持たせたインテリアスタイルになります。一般的にはナチュラテイストをベースとしており、木材を多用するほか、白や黄色、ブルーといった明るい色調でコーディネートするのが特徴です。
このスタイルは明るく開放的な雰囲気に加えて、落ち着きある雰囲気も演出してくれるため、ストレスの軽減やリラックス効果が期待できます。また、自分好みのカラーをアクセントとして取り入れやすいことも人気の理由となっています。
定番人気④:ボタニカルスタイル

ボタニカルスタイルは、植物を中心とした緑が映えるインテリアスタイルです。植物の緑色や自然のテクスチャを多く取り入れることで、居心地のよさや自然の生命力を感じることができるほか、お部屋の空気を浄化したり、リラックス効果を期待することができます。
このスタイルは植物が主体であるため、木材やラタン調の家具にこだわる必要はなく、異素材のモダンなアイテムを使用したインテリアにおいても、同様に植物を取り入れることで、ボタニカル空間を演出することができます。
定番人気⑤:ブルックリンスタイル

ブルックリンスタイルは、アンティーク調の温かみのある家具や、インダストリアルな無骨でクールなアイテムを用いることで、じんわり温かい雰囲気を演出するおしゃれなインテリアスタイルです。黒やブラウン、グレーなどの落ち着いた配色をすることが多く、アクセントとして、観葉植物や剥き出しの電球を間接照明として用いることで、雰囲気ある空間を演出することができます。
「喫茶店のような個性的な空間が好き」という方に特に人気のブルックリンスタイルですが、モダンな要素のアイテムを取り入れることで、都会的で洗練された空間に仕上げることもできるため、ヴィンテージな雰囲気が苦手という方でも取り入れやすいインテリアスタイルとなっています。